GALLERY SCENA. 一周年記念展
2023/08/25 - 26
@GALLERY SCENA. by SHUKADO
GALLERY SCENA.は、2023年8月をもって、誕生から一年が経ちました。
これもひとえに皆様の支えがあったからこそと深く感謝しております。
この節目を祝して、8名の重要な作家たちによる特別な展示を開催いたします。
池永康晟、MASARU OZAKI、坂田源平、チン・ペイイ、原ナビィ、松村咲希、村上仁美、吉田樹保の独自性あふれる作家たちは、21世紀もそろそろ四半世紀を迎えようとし、あらゆる表現方法が世の中に溢れかえっている今、自分の表現に真摯に向き合っています。己の表現を突き詰めようと日々制作している作家たちの作品を是非お楽しみください。
なお、ささやかではございますが、パーティも開催いたしますので、万事お繰り合わせの上、ご来廊下さいませ。
展示作家
池永康晟、MASARU OZAKI、坂田源平、チン・ペイイ(陳珮怡)、原ナビィ、松村咲希、村上仁美、吉田樹保
今回の展示では下記のイベントを行います
Party
日時:2023年8月25日(金)16:00-19:00
詳細はこちら
池永 康晟「原罪・みな」
吉田 樹保「新訳風土記集 其ノ参 観月峠 伍什仇」
※吉田樹保作品は、本展覧会では、展示のみとなります。
購入ご希望の方は、別途お問合せいただけますようお願いいたします
Artists
池永 康晟
1965年大分県生まれ。大分県立芸術短期大学付属緑丘高等学校卒業。自身で染め上げた麻布に岩絵具で描く美人画が、独特な質感と芳香を放つ。文房具や本の装丁など海外からのオファーも多い。2014年に刊行された画集「君想ふ百夜の幸福」はロングセラーを続けている。
チン・ぺイイ(陳 珮怡)
台湾生まれ。2011年東海大学大学院美術研究専攻修了。 膠彩で人物と猫を描く台湾の画家。今、最も話題の「猫描き」である。
吉田 樹保
アートは枠の中で「何か」を表現するが、それは枠の外にある「現実」や「概念」との繋がりからもたらされる。吉田樹保の場合は、ときにその興味は風俗の古層に向かう。日本人はこれまで如何に生と死に向かい合ってきたか。ジャーナリストのような取材から彼女のアートは立ち上がってくる。
村上 仁美
村上の陶磁器人形たちは大抵あからさまに「死」を連想させる。その多くは、植物化した女の朽ちていく姿だ。火と土で作られる人間のもっとも原初的な創作物である「器」に村上は「器」としての女たちを重ねる。「器」としての女は男根もすべての幸も不幸も受け入れて次の生命を生み出す。
MASARU OZAKI
1972年生まれ。MASARU OZAKIは主としてプロジェクションマッピングの手法でアート活動を行い、2010年上海万博「日本館」の空間演出を手掛けた。近年はアート作品としての発表を始め、立体と光でいわゆる彫刻とも単なるイルミネーションとも違う、極めて個性の強い「光の彫刻」を呈示する。
松村 咲希
1993年長野県生まれ、2017年京都造形芸術大学芸術研究科修士課程芸術専攻ペインティング領域修了。京都在住。関西を中心に展示活動を行う。近年はオフィスへの作品設置など、コミッションワークも行う。
原 ナビィ
2020年 東京藝術大学 油画専攻 入学 現在在学中。
本能・衝動などの根底にあるものををポップな表現で描く。 muni Art Award 2021 グランプリ。
本能・衝動などの根底にあるものををポップな表現で描く。 muni Art Award 2021 グランプリ。
坂田 源平
1987年京都府出身・在住。陶芸家の父親の影響を受け、幼少期からモノ作りに触れる。大学在学中から創作的な制作を開始し、2011年3月大学卒業後より本格的に作家活動に取り組む。おかしみや悲哀、可愛らしさをもつ動物達を木彫や絵画でおおらかに表現する。