ART FAIR ASIA FUKUOKA 2024
2024/09/20 - 22
@福岡国際センター(Booth: W27)
ART FAIR ASIA FUKUOKA 2024に出展いたします。
「ART FAIR ASIA FUKUOKA」は2015年より福岡で開催している、アジアをコンセプトとした日本唯一のアートフェアです。
秋華洞+SCENAは、3名の若手作家を紹介します。一人目は台湾出身のチン・ペイイ(陳珮怡)。私達は彼女を「東洋一の猫描き」と呼んでいる。日本においては画集が発刊されるなど近年台湾と同様に益々人気を集めている彼女の絵の特徴は、猫を「可愛らしいもの」という定義とか観念から解き放っているところにあります。猫と共に生き、猫たちのありのままの姿を描く。その向こうには猫への愛情が見えてきます。
二人目は糸をモチーフにたおやかな世界を表現する里美穂(さとみすい)。描かれる糸はドライフラワーや、手や、足と絡み、さらに糸と糸で絡み合い、垂れ下がる。主として和紙にペンで描かれた糸と重力の織りなす世界はどこまでも繊細で、静謐で、丹念に宇宙の起源をたぐりよせるように見えます。
三人目はこどもの足と植物を組み合わせ、不可思議で愛らしいキャラクターをつくるファン・ピントン(黃品彤)。ふくよかな身体は生命の糧のように心に豊かさを感じさせ、木の温もりが作品を引き立てます。
里美 穂(さとみ・すい)「紫花」
ファン・ピン・トン(黃品彤)「微風」
Artists
チン・ぺイイ(陳 珮怡)
台湾生まれ。2011年東海大学大学院美術研究専攻修了。 膠彩で人物と猫を描く台湾の画家。今、最も話題の「猫描き」である。
里美 穂(さとみ・すい)
画家は糸に固執する。糸はドライフラワーや、手や、足と絡み、さらに糸と糸で絡み合い、垂れ下がる。主として和紙にペンで描かれた糸と重力の織りなす世界はどこまでも繊細で、静謐で、丹念に宇宙の起源をたぐりよせるように見える。糸への一種異様なまでの拘泥とあくまで寡黙な糸のリズムが、見るものの心をどこまでもおだやかな静謐に誘う。
ファン・ピン・トン(黃品彤)
1987年台湾生まれ、台湾芸術大学彫刻科卒業。
台湾の現代美術木彫部門の最高賞、彫革新金賞を受賞。
台湾の現代美術木彫部門の最高賞、彫革新金賞を受賞。