ART FAIR PHILIPPINES 2025
2025/02/20 - 23
@AYALA TRIANGLE MAKATI CITY(Booth 20)
Art Fair Philippines 2025 に出展いたします。
ユニークな作品が光る私達の日本現代アート
Art Fair Philippines 2025 において、SHUKADO+ SCENAは、異なる視点を持つ4人の現代日本アーティストを紹介します。彼らの作品は、写実と抽象、伝統と革新、静寂と動きの間を行き来し、新たな視覚体験へと誘います。それぞれの作品に込められた物語を通じて、境界を超えたアートの世界をご堪能ください。
柿沼宏樹 – 現実と非現実が交錯するパノラマ世界
異質なものが共存する都市風景、巨大な生物と人間が交わる不思議な光景——柿沼宏樹の作品は、特撮映画の舞台セットのように、現実と幻想の境界が曖昧な世界を描きます。緻密な構成と独特の色彩感覚が生み出す彼のパノラマ世界は、観る者に物語の一場面を目撃しているような感覚を与えます
坂田源平 – 木彫と絵画で紡ぐユーモラスな物語
1987年京都生まれの坂田源平は、木彫と絵画を組み合わせ、ユーモラスで温かみのある動物たちを生み出します。陶芸家である父の影響を受けながら育ち、ものづくりへの情熱を深めた彼の作品は、どこか懐かしく、愛らしさの中に哀愁が漂います。北野天満宮や龍谷大学にも収蔵される彼の作品は、観る者に人間的でほっとする魅力を持っています。
原崇浩 – 写実の中に宿る静かな美
スペインの写実絵画の巨匠アントニオ・ロペス・ガルシアのもとで学んだ原崇浩は、過剰な表現を避け、引き算の美学で日常の静かな美しさを描きます。彼の作品には、食べかけの魚や視線を伏せる人物など、ささやかなモチーフが登場し、その慎ましやかさが観る者の心を打ちます。現代アートの喧騒の中で、彼の作品は静かに深い余韻を残します。
松村咲希 – 二次元と三次元が交錯する視覚の冒険
平面でありながら立体的、立体的でありながら平面的な表現を生み出す松村咲希の作品は、色彩や形が絡み合い、ゲレンデを滑るような流動的な感覚を持っています。デジタル時代の視覚感覚と、幼少期に親しんだ自然の風景が融合し、視覚的にも身体的にも響く新たなアート体験を創出します。
4人のアーティストが描く多様な世界は、それぞれ異なる表現でありながら、共通するのは「見ることの楽しさ」と「視点の拡張」です。彼らの作品を通じて、日常の中に潜む驚きや、アートがもたらす豊かな感覚を体験してください。




Artists
柿沼は異物と人間、異常と日常の交わり合う壮大なパノラマを描くのを得意とする。