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Joint Exhibition of Kameyama Haruka, Kikuchi Taketo and Komamine Chihiro -Division and Proliferation-

18 - 26 Nov 2022

Joint Exhibition of Kameyama Haruka, Kikuchi Taketo and Komamine Chihiro -Division and Proliferation-

18 - 26 Nov 2022
@GALLERY SCENA. by SHUKADO

Kameyama Haruka creates colorful works using both digital and analog techniques.

Kikuchi Taketo creates works with a floating feel using the yuzen dyeing technique.

Komamine Chihiro , who draws motifs combining ready-made stuffed toys with her unique world view.
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We hope you will take note of these works with power that seems to overflow from them.
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Kameyama Haruka「Shapes:square syndrome」
Kameyama Haruka「Shapes:square syndrome」

自撮り写真をSNSにアップする際に当たり前のように使われる「加工」というツールは、本来の自分自身の姿を隠す行為に捉えられることがある。しかし私はこのツールを大袈裟に制作技法として用いる事で、本質は変わらないが表面上は何者にでもなる事ができるという現実を肯定する。理想を求めすぎる反面グロテスクになってしまう加工と不遇な設定を付けられたポップなキャラクター、娯楽と矛盾が入り交じる様を私達が生きる社会そのものに照らし合わせている。(亀山晴香)

Kikuchi Taketo「homesick ambiguousness Ⅳ」
Kikuchi Taketo「homesick ambiguousness Ⅳ」

何気ない人の気配や姿や形を捉えることができない存在に焦点を当て、モチーフとしている。それらが様々な場所で姿を変化させ、生地という可変する素材に特定の姿をもたないまま表現することを試みている。染料の偶発的な滲みと濃淡による表現でモチーフの流動性を高め、伸縮性の高い布にモチーフを染め上げることでより奥行を感じられる表現を目指している。(菊池虎十)

「Shape of men No.27 頭部に複雑の体-1」
「Shape of men No.27 頭部に複雑の体-1」

私は表現したい人間の側面によってシリーズを分けています。その中から今回は『Shape of men』シリーズを出展します。アニメ、漫画、ライトノベル、etc…、私はそれら創作物に触れるのが好きで、それらに視界が支配されている様な部分があります。そういった視点から見える人々の営みは、現実があらゆる創作物との既視感があり、同時に(媒体が異なるが故?)似て非なるものであることを露にします。創作物のようになりそうでならない、でもなりそうな空気も時にはまとう日常を生きる人々の肖像を、キャラクター造形を生かしたり殺したりしながらリアルなヒトガタへ近づけさせることで表現します。(駒嶺ちひろ)

Artists

Kameyama Haruka
1998 年生まれ。宮城県出身・在住。東北芸術工科大学大学院芸術文化専攻絵画領域修了。
「娯楽」と「矛盾」をキーワードに、玩具などを用いて作られたジオラマ写真とキャラクターのアナログペインティングを融合した作品や、スマートフォン用画像加工アプリを制作技法として加える作品などを主に制作している。
駒嶺 ちひろ
Kikuchi Taketo

Map

GALLERY SCENA. by SHUKADO
Crest Court Jingumae 1F, 6-15-17 Jingumae, Shibuya-ku, Tokyo, Japan 104-0061
+81-3-6805-0887 / info@gallery-scena.com
Opening hours : 13:00 – 18:00 / Closed : Sundays and national holidays.