安藤由莉・宮﨑菖子「every tactics」
2026/09/12 - 20
@もりやまてい あいとう・えいとう(東京・大田区)
会期|Dates
2026年9月12日(土)–9月20日(日)
September 12 (Sat) – September 20 (Sun), 2026
*会期中無休|Open daily
*最終日は17:00閉場|Closes at 5:00 PM on the final day
*日時指定の完全予約制[時間毎定員あり]|Admission by advance reservation only (time-slot reservation required; limited capacity for each time slot)
開廊時間|Opening Hours
12:00–19:00
12:00 PM – 7:00 PM
(最終日は17:00まで|Until 5:00 PM on the final day)
会場|Venue
もりやまてい あいとう・えいとう(東京・大田区)
Moriyamatei Aito / Eito, Ōta City, Tokyo
ご予約方法|Reservations
1. 来場予約フォーム|Visitor Reservation Form(Googleフォーム)
https://forms.gle/GNvAdySyE7S3UDB4A
2. 弊廊メールアドレス|Our email
info@gallery-scena.com
3. 弊廊InstagramのDM|Instagram Direct Message
https://www.instagram.com/gallery_scena/
より下記をご連絡ください|Please provide the following information when making your reservation.
・希望日時・時間帯|Preferred date and time
・人数|Number of visitors
・ご連絡先|Contact information
ご連絡を確認後、追って確定日時・時間帯、会場までの住所をお知らせいたします(一般住宅の一角のため住所は非公開となっております)。
Once we receive your request, we will confirm your reservation and send you the confirmed date and time, along with the venue address. As the exhibition is held within part of a private residence, the address is not publicly disclosed.
時間帯によってはお時間のご相談を差し上げる可能性もございます。
Depending on availability, we may suggest an alternative time slot.
*建物の見学会ではございませんので、敷地内指定場所以外の立ち入りはご遠慮いただきますようお願いいたします。
Please note that this is an art exhibition, not an architectural tour. We kindly ask visitors to refrain from entering areas of the property other than the designated exhibition spaces.
GALLERY SCENA. は、2026年9月12日(土)から9月20日(日)まで、安藤由莉と宮﨑菖子による2人展「every tactics」(日常の戦術)を開催いたします。
ミシェル・ド・セルトーが『日常的実践のポイエティーク』中で論じた「戦術(tactics)」は、与えられた環境や制度のなかで、身の回りにあるものを別の方法で用いたり、新たな用途を見出したりすることで、一人ひとりが持つ可能性を日常の中に拓く実践として捉えられます。そこでは、日常は単なる消費の場ではなく、個々人が小さな創造性を発揮する場となります。本展の作品は、この「日常的創造性」を応用し、作品の制作過程におけるイメージを生成するプロセスそのものに焦点を充てています。
安藤由莉は、郊外の団地の装飾的な建物の模様や、公園の遊具のデフォルメされた形状、昭和のバブル期に建てられた装飾的な玄関の模様など既存の物や文化的な記号を起点に、画面上で再構成してイメージの輪郭を浮かび上がらせます。描かれた風景は複数の層のなかで変容し、抽象化された記憶の領域へと引き上げていきます。
宮﨑菖子は、一定のルールに従って画面上に絵筆を置き、アクリル絵具を配置しながら身体的な行為を記録したり、その結果現象的に生まれる純粋な色や形を確かめながら制作します。限られた絵画のフレームのなかに不定形な形を表出し過不足なく満たしていきます。
両者の作品には、特定の理由や結論、物語性を見出だそうとすることなく、既存の物や身体的な現象を受け取り、次のイメージへと展開する「連想」のプロセスが共通していると言えます。
一般住宅「もりやまてい」を会場とする本展は、日常の空間を展示によって組み替え、再構成することを、「every tactics」(日常の戦術)になぞらえています。身近にある見過ごされがちなものを創造的な視点で見ること、日常の行為によって偶然生まれたものに目を留めること。その小さな実践を、日常を生きるための「戦術」として提示し、鑑賞者の埒外の想像力を喚起します。
Artists
主な近年の展覧会に、「Skipping Stones」(2026年 / Union Pacific, London)、「群馬青年ビエンナーレ2025」(2025年 / 群馬県立近代美術館)、「LOOP HOLE Pavilion」(2025年 / 府中市美術館)、個展「スペード」(2024年 / LOOP HOLE)などがある。
2020年 成安造形大学 美術領域洋画コース卒業。
近年の展示に、「Play Field」DDD ART/東京、「遊々泳々」gallery dalston/東京、「いえーい」谷中トタン/東京、個展「エトセトラ」gallery dalston/東京、「風が透る」YOD TOKYO/東京、「うつつの暇」gallery TOWED、個展「works」GALLERY b.TOKYO 他。FACE2024 審査員特別賞受賞。Idemitsu Art Award2022入選。
2022年 武蔵野美術大学大学院 造形研究科修士課程 美術専攻油絵コース修了。